2023年3月31日 11:00
“マスク外せ警察”が急増中!「自分と異なる考え」を想像できないハラスメント
(鈴木さん)
こうした“マスク外せ警察”が職場や身近なところにいた場合、どう対処したらよいのだろうか。鈴木さんと、前出の木村さんが対処法を教えてくれた。
【1】自分の選択に自信を持つ
「マスクをつけるつけないを決める権利は自分にあります。マスクをしていない人に口を出す“マスク警察”も、今回の“マスク外せ警察”も、人の領域にズカズカ入り込んでくる点では同じ。ただ大きく異なるのは、マスクをしない場合は人に感染させるリスクが高まるのに対し、マスクをすることでは誰にも迷惑をかけません。つまり、〈マスクをつけていて申し訳ない〉と思う必要はまったくないので、自分の選択に自信を持ちましょう」(鈴木さん)
■マスクは相手への思いやりでもある
【2】相手の行動がハラスメントであることを認識する
〈いつまでマスクしているの?〉〈もう外したら?〉などという圧をかけることは、マスクをつけたい人の権利を奪うハラスメントに当たる可能性も。まず、こうした正しい認識を持つことで、毅然とした対応をする自信につながる。
【3】その場から立ち去る
外出先で見ず知らずの“マスク外せ警察”に遭遇した場合、相手がどんな人物であるかわからない。