2023年4月20日 17:05
おすぎ 認知症悪化で別々の施設へ…語っていた“ピーコの分まで働く”兄弟愛
記憶力が低下したり感情の起伏が激しくなったりと、2人での生活は難しい状態になったため、おすぎさんは施設に入居。横浜の自宅で一人暮らしを続けるピーコさんのもとには定期的に行政の方が見回りに来ていたといいます」(前出・スポーツ紙記者)
その結果、ピーコは万引きで逮捕、2人は異なる施設へ――。ショッキングな結末となったが、かつては兄弟愛を見せたこともあって……。
「ピーコさんは89年に左眼球の摘出手術を受けていますが、その間仕事ができないピーコさんのために飛び回ったのがおすぎさんです。ピーコさんがいつ戻ってきてもいいようにとほとんどの仕事をおすぎさんが代わりに受け、1年間まったく休みがなかったそうです」(前出・スポーツ紙記者)
このときの思いを、ピーコもインタビューで明かしている。
《おすぎはね、“お金のことなら心配しなくていいからね”って、私が安心して療養できるようにと、もう休みを取らずに働くといって、スケジュール帳を真っ黒にして……》(「女性セブン」99年10月14日)
若かりし頃は取っ組み合いのケンカになったこともあったというおすぎとピーコ。それでも肉親として、互いを思いやる気持ちはあっただろう。今は別々の施設で暮らしているというが、穏やかに過ごせていることを祈るばかりだ。
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