2023年5月1日 15:55
「障がい者排除」と批判噴出…新宿区の公園がスロープにブロック設置、区担当者は「別な設置を検討」
は次のように説明されている。
《新宿遊歩道公園四季の路は、昭和45年3月に廃止された都電13系統(新宿駅前~水天宮前)の専用軌道敷を、新宿区が東京都より譲渡を受けて整備し、昭和49年6月24日に遊歩道公園として開園しました。
失われつつある都心の緑の回復と、住民が安心して憩える場を提供するため、ビルの谷間に武蔵野の面影をしのばせる緑を再現しました》
仮に安全対策が目的だとしても、《住民が安心して憩える場を提供するため》とあるのに、遊歩道公園に車椅子やベビーカーが利用できないというのは本末転倒ではないだろうか。新宿区の担当者に話を聞いた。
――設置の経緯は?
「今、区の方で確認をしておりまして、すぐに正確な設置の日時などはお答えできない状況なので、そこはご理解いただきたいと思います」
――設置の目的は安全対策?
「これも推察なのですが、ホテルの側からのスロープにつきましては、ホテルが開設するときに“通路を作りましょう”ということで合意して作ったところです。ただ、その後の管理上の課題が出まして、ああした石製の車止めを設置したと考えているところです」
――管理上の問題とは?
「いま確認しているところなのでこれも推察ですが、公園側に区役所通りから自転車やオートバイで通り抜けをする利用があったようです」