「原爆の被害が矮小化されている」広島の被爆男性(83)が語った『バービー』原爆騒動への思い
「それだけなら一般人の無知と無神経からなる冗談で終わったかもしれませんが、米公式アカウントがそれに便乗する形で、バービーと原爆のキノコ雲を絡めた画像に対し、《忘れられない夏になりそう》とハートの絵文字を添えて返信したり、バービーの髪をキノコ雲のヘアスタイルにした画像に、《(バービーの恋人の)ケンはスタイリストだね》などと反応したため、SNS上で批判が殺到しました」(全国紙記者)
《バービーの映画は公式がもう完全に原爆やキノコ雲のミーム化に乗っかってるから駄目だ。ファンが盛り上がってるだけで公式にはその意図がなかったなんて言葉じゃ救いようがない》
《原爆は冗談やネタにしていいものでは決してない》
《9・11やナチスをネタにすることは絶対にない。でも原爆のことはネタにできるんだな》
こうした批判を受け、同社日本法人のワーナーブラザースジャパンは7月31日、《米本社の公式アカウントの配慮に欠けた反応は極めて遺憾。事態を重く受け止め、米本社にしかるべき対応を求めている》とSNSに投稿。米ワーナー・ブラザースも1日、各メディアに公式声明を発表。「ワーナー・ブラザースは先の配慮に欠けたソーシャルメディアへの投稿を遺憾に思っております。