「人間ってここまで変わるのか…」ビッグモーター“二世”副社長 知人が明かすパワハラ疑惑と真逆な“大学時代”
というのも、学生時代にビッグモーターの創業家の出身だということをほとんど周囲に明かしていなかったはずです。まあそのころは、同社もそれほど大きい会社じゃなかったのかもしれませんが……。
そういえば当時、『姉と池袋のマンションに住んでいて、たまに出張でお父さんが来る』とは言っていましたね。家賃は十数万円くらいとも言っていて、ちょっと高いかなとは思ったくらいで、およそ羽振りのよい印象を抱いたことはなかったです。ゴルフのゴの字も聞いたこともありません。一部ではキャバクラ好きと書かれていましたけど、女性が好きそうな感じもまったくなかったのです。まして、博多のキャバクラで女性を触りまくったりするような人物ではなかったはずです」
少なくとも大学時代の宏一氏は、謙虚で控えめな人柄だったようだ。最後に前出の知人は、「昔の彼に戻ってほしい」と願いを込めた。
「宏一くんは、いつも車の絵が大きく描かれたトートバックを持っていたことだけはよく覚えています。たしかポール・スミスのものだったと思います。彼が副社長に就いてからビッグモーターが変わったなどと報じられています。宏一くん自身も、会社の業績が上向いたことで莫大な富を家族で手にしたこと、そして経営者としての立場や権力によって、人柄もかなり変わってしまったのかなと思います。