青柳翔「“セフレ”とはある種、とても美しいものだと思う」
「僕の個人的意見としては、性についてオープンに語り合ったり、作品として性を大きく取り上げたりするようになったのは、いいことだと思います。それこそ、城定監督がやられてきたピンク映画とかを見返しても、昔の日本映画はもっと性描写も大胆だったし、ユーモアがあって、遊び心もあった。令和になって、そういうものが復活してきたのであれば、とてもいい時代になったと思います」
Netflixオリジナルドラマシリーズ『今際の国のアリス』では、武闘派キャラクターを演じるために肉体改造で20キロ増量。その変貌ぶりが話題を呼んだのも記憶に新しい。さらに今年は、大ヒット任侠シリーズ『日本統一 関東編』で正義感の強い刑事を演じたと思えば、放送中の『CODE―願いの代償―』では半グレ集団の代表、と演じる役もさまざま。作品選びには「こだわりがある」と青柳。
「うち(LDH)の人たちが選びそうにない作品、あるいは、やれなそうな作品は俺がやるべきだという思いがあるし、やりたい。たとえば、今回のような作風がきたとしても、たぶん、うちで手を上げる人はいないと思うんですが、果敢に声を上げるようにしています。
それは最近の傾向というよりも、昔からですね。