食費は4,405円の負担増に ガソリン高騰で月出費10,000円増!
生活経済ジャーナリストの柏木理佳さんが、昨年12月の総務省家計調査をもとに、物価上昇の影響を受けやすい項目を挙げて分析する。
「昨年12月の食費の支出は、106,444円です。物価の上昇率が3.8%だと仮定すると、同じ買い物をした場合の支出額は110,489円で、4,045円も増える計算です。同様の計算をすると、外食は708円、ティッシュペーパーや洗剤などの家事用消耗品は163円、歯ブラシ、シャンプーなどの理美容用品は267円、被服費は623円、娯楽教養費は1,408円、光熱費は1,027円の負担増となりました」
さらにガソリン代が、昨年12月下旬に比べ44.5円も負担増となる予想だ。昨年12月の50代世帯の平均購入数量は49.176リットルなので、2,188円増となる。これら全てを合計すると、年末には、昨年末に比べ10,429円の負担増となるのだ。
来るべき生活費増への対応策を、前出の柏木さんが語る。
「ドラッグストアは医薬品の売り上げがメインのため、そのほかの商品の価格は抑えられています。
生活用品やお菓子ばかりでなく、豆腐や納豆、冷凍食品などを購入する際、ドラッグストアの価格もチェックしておきたいところ。