楽天経済圏の相次ぐ「改悪」にユーザー離れ加速か…約1年のうちに続々と起きたヤバすぎる変更
を獲得できていたが、ユーザーにとって最も達成しやすかったであろうこの特典も今年9月に廃止された。
次のケースは、ポイント付与上限の「改悪」だ。楽天ブックス(実書籍)と楽天Kobo(電子書籍)で1回1000円以上の買い物をすれば、「SPU+0.5倍」の特典を受けられる。もともと会員ランクによって最大1万5000ポイントを獲得できたが、今年2月以降はいずれのランクも上限が一律1000ポイントまで引き下げられた。月20万円以上の買い物をするユーザーに影響した。
もっと分かりやすい「改悪」は昨年9月。楽天会員ニュースの購読者なら誕生日月に会員ランクに応じて100~700ポイントをもらえていたが、なくなっている。
条件達成の難易度が上がった「改悪」もある。
楽天銀行の口座で楽天カード利用代金を引き落とすだけで受けられた「SPU+1倍」の特典は昨年7月以降、さらに購買の前月に楽天銀行で給与・賞与・年金を受け取ならいと達成できなくなった。会員ランクに応じて獲得できる月間ポイントの上限も、最大15000から一律5000にダウンした。
■元凶は楽天モバイルの不振?
相次ぐ「改悪」の元凶は、「楽天モバイルの不振」