藤本敏史、ノンスタ井上ら有名人に相次ぐ当て逃げ事故…“逃げる人の心理”に弁護士は「言わなきゃバレないと思ってる」
過去にも、交通事故の現場から逃走したことで、余計に自らの首を締めた芸能人は複数いる。
‘16年にはノンスタイルの井上裕介(43)がタクシーと接触事故を起こしたが「世間に知られたら大変になると思った」として”当て逃げ”。不起訴処分となったが約3カ月の謹慎生活を強いられた。さらに’20年には俳優として順風満帆だった伊藤健太郎(26)がバイクと衝突するひき逃げ事故を起こし逮捕。後に不起訴となったが、ドラマ降板、イメージ低下など代償は高くつき、約1年間表舞台から姿を消した。
■「気づかなかった」わけがないことがほとんど
多くの人は「逃げなければ、事故ですむのに…」と思うものだが、なぜ人は事故を起こしたときに逃げてしまうのだろうか。弁護士法人松本総合法律事務所代表の松本賢人弁護士に実際に起きるパターンを解説してもらった(以下、全て松本弁護士のコメント)。
「1番多い印象なのは“言わなければバレないと思って逃げた”というケースだと思います。
本人たちは無自覚の場合もありますが、逃げるときにはなんとなく“バレないだろう”というバイアスが働き、“丁か、半か”といったときに“半が出る”と本人なりに考えて逃げてしまう訳です。