車をぶつける、ビニ傘をいつも買い足す「お金が貯まらない人」の悪癖10
「何かにつけて『もったいない』と言う人は、倹約家のように見えて、実はお金より物を溜め込んでいるケースをよく見かけます」
物が多くなると、必要なものが見つからなかったり、持っていることを忘れたりして、結局同じものを購入するハメに。
本当に必要なものを大事に使っていないことで、衝動買いも多くなる傾向にあるという。
「しかも、物が多い家に住んでいれば、探す手間がかかって時間を失い、落ち着いて物事を考えられなくなります。そうすれば、先の見通しを立てるヒマもなく、行き当たりばったりの行動になって、予定外の出費が増えるという負のスパイラルが生まれるのです」
貯まらない人の典型的な口グセは、「これくらいは普通」。
「よく聞きます(笑)。『みんなやってる』『みんな持ってる』という気持ちは『バンドワゴン効果』といって、みんなが支持していると聞くと、より一層それが欲しくなる心理が働いている可能性が。自分の判断に自信がない人がわりと陥りがち」
■お金が貯まらない人の悪癖10
【1】都合よく数字を丸める(四捨五入する)
買い物の金額や貯蓄額を、ざっくりすぎる数字で把握。「支払ったのは6万円くらい」