由美かおる パジャマにアイロン、杖でゴルフ…歴代「黄門様」25年間の面白エピソード
204回の入浴シーンはギネスに申請中!の 由美かおる
青春時代に夢中になったドラマの裏には私たちの知らない“ドラマ”がいっぱい。出演者ご本人を直撃し、今だから話せるエピソードをこっそりお届け!
■『水戸黄門』(TBS系・’69~’11年)
黄門さま(水戸光圀)が助さん、格さんを従えて諸国漫遊の旅先で世直しをする。42年にわたり、43部が放送された長寿時代劇。困っている庶民を助けるために悪党と戦い、最後に印籠を見せつけると一同ひれ伏し大団円。王道すぎるワンパターンな展開が醍醐味。
「’86年から25年近くもレギュラー出演した『水戸黄門』は、まさに私の人生を代表する作品。出演者、スタッフ含めて100人を超えるチームですが、家族のような存在です」
こう語るのは、黄門さまを支えるくノ一・かげろうお銀を演じた由美かおるさん(72)だ。
由美さんは、何度か『水戸黄門』にゲスト出演したあと、プロデューサーの逸見稔氏から「今までにないキャラクターを由美さんで作りたい」とオファーを受けた。
「『かっこいいと思うスタイルを考えて』と言われました。それで、アクションのある忍者だから、着物の裾をミニスカートのように短くして、それに合うようにベルトを巻いたり、バレエで使用するアミタイツをはいてみたりしました。