くらし情報『「レジに自腹で補填」ブラックパート実例8 魔の手にかからない見抜き方は?』

「レジに自腹で補填」ブラックパート実例8 魔の手にかからない見抜き方は?

必ず書面での締結を求め、言った言わないトラブルを避けよう。

【3】自腹レジ補填

飲食店のパートでレジ業務を担当していたCさんは、レジの収支が合わないときは自腹で補填せられていた。

<対処法>

「自分が悪いのだから仕方ない」と泣き寝入りする人が多いが、企業側が従業員に弁償させたり罰金をとるなどした場合、労働基準法16条の違反に。労働基準監督署や、ユニオンなどに相談を。

【4】「ダンナが稼いでるんだろ」でクビ

10年以上事務のパートをしていたDさん。毎年、契約更新していたが、ある年突然、上司からは「夫に養われているんだから生活には困らないだろう」と言われ雇止めに。

<対処法>

Dさんのような有期労働契約であっても、一定期間雇用を継続していた場合、突然“雇い止め”することは、労働契約法19条に違反する。雇用継続の可能性があるので、労働基準監督署かユニオンなどに相談を。


【5】上司の飲みを断ってクビ

貿易会社のパートとして事務職に就いていたEさん。上司から、「ふたりで飲みに行こう」としつこく誘われ、断ったところ冷たくされるようになり、雇い止めにあってしまった。

<対処法>

雇い止め自体が労働契約法19条違反であり、その原因がセクハラという二重に不当な行為。

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