『レコ大』の止まらぬオワコン化…視聴率は10年で半減、優秀作品賞でも“YOASOBI外す”KYぶり
YouTubeでのMV再生回数は、優秀作品賞にノミネートされたアーティストを上回っています。
本年のレコード大賞においてYOASOBIは特別国際音楽賞を、メンバーのAyaseさん(29)は作曲賞を受賞しました。ですが“大衆の強い支持を得ている”にもかかわらず、優秀作品賞から漏れたことに驚いた音楽ファンもいたようです」(レコード会社関係者)
時代とともに審査基準も変化しつつある「レコード大賞」。1970年代には視聴率40%台を記録するなど、『NHK紅白歌合戦』に次ぐ国民的音楽番組として親しまれてきた。しかし音楽市場の多様化に伴って、視聴率にも影響が出ているようだ。
「’05年までは紅白と同じく大みそかに放送されていましたが、’06年から放送日が毎年12月30日に変更されました。55回目の節目となった’13年には、放送日を変更してから最高となる平均視聴率 17.6%を記録。しかし以降は下降線をたどっており、昨年の第1部平均視聴率は 7.2%。
第2部は平均視聴率 10.7%と、この10年で視聴率が半減しているのです。
’00年代に入って音楽配信サービスが誕生し、それまで主流だったCDは衰退傾向に。