がっかりした「大河ドラマ」ランキング…3位『新選組!』、2位『龍馬伝』を抑えた1位は?【’00年代編】
で、脚本は三谷幸喜(62)。近藤勇を主人公に、京都守護職下の警備組織として知られる新選組をテーマにした作品だ。
初回の視聴率は26.3%で平均視聴率は17.4%。また『ザテレビジョン』誌の「ザテレビジョン ドラマアカデミー賞」では最優秀作品賞を受賞している。いっぽうコメディ要素が強く脚色されており、いまだ賛否の分かれる作品だ。
そのため、今回のアンケートでも《思っていた新選組とイメージが違った》(40代男性/会社勤務)《自分が想像していた物とかなりの隔たりがあった》(70歳以上男性/主夫)といった声が寄せられることに。また主演の香取に対して《主演が全然あってない》(40代男性/派遣社員)《香取慎吾のもつ独特のイメージが主演にはふさわしくないように感じた》(60代女性/無職)との声もあり、内容や配役の“イメージのずれ”ゆえに視聴者から不評を買っているようだ。
続いて2位は’10年に放送された、福山雅治(54)が主演を務めた『龍馬伝』だ。
「幕末史の奇跡」と呼ばれた坂本龍馬の33年の生涯を幕末屈指の経済人・岩崎弥太郎の視線から描いた同作。香川照之(57)や大森南朋(51)といった豪華俳優陣が脇を固めていたことも話題を呼び、初回視聴率は23.2%で、平均視聴率は18.7%を記録している。