がっかりした「大河ドラマ」ランキング…3位『新選組!』、2位『龍馬伝』を抑えた1位は?【’00年代編】
しかし、福山と坂本龍馬という組み合わせが視聴者にあまり受け入れられなかった様子。《主役の男優が役にハマっておらず、ドラマに入り込めなくて、途中で見るのをやめてしまった》(40代女性/会社勤務)《どこまでも福山まさはるだった》(50代女性/会社勤務)《役者のキャラが強すぎて、入り込めない》(50代男性/無職)といった声が大多数を占めた。
そして1位は’01年の『北条時宗』。第40作目の大河ドラマで、主演は狂言師の和泉元彌(49)。鎌倉時代中期の権力闘争が盛んな北条政権時代、18歳の若さで鎌倉幕府の第八代執権となり、2度にわたる蒙古襲来という難局に挑んだ時宗の34年の生涯を描いている。
初回の視聴率は19.6%で、平均視聴率も18.5%と視聴率は上々だった。ところが史実と異なる点が多々あり、そのことについて異論を唱える声が放送時から相次いでいた。たとえば、主人公の時宗の異母兄の時輔は、史実上は「二月騒動」と呼ばれる内紛で殺されてしまう。
しかし、ドラマでは生き延びてモンゴルにわたり、モンゴルが日本を攻める”元寇”の手助けをすることになっていた。
そのため、《時代背景が事実と違ってしまって創作に近いと感じてしまいます》(70歳以上女性/無職)