草彅剛『デフ・ヴォイス』出演で新境地。美しすぎる手話披露
ーーろう者の方々とのコミュニケーションはスムーズにできたのでしょうか?
本当に温かい現場で、役者さんだけでなく、エキストラさんとかもろう者の方々にお手伝いいただいていたので、何か垣根を超えたコミュニケーションが取れた感じでしたね。
手話じゃなくても身振り手振りで気持ちを伝えたり、お互い同じ方向を向いて一つのシーンを作り上げようという気持ちになりました。
お芝居をしている、というより、楽しく遊んでいるような温かい雰囲気の現場でした。
ーー今でも残っている手話があったら教えてください。
残っている手話か〜(笑)。
みっちり練習してたくさん覚えたんですけどね。すぐ出てこないな(笑)
あ、「おめでとう」っていうのは覚えています。ハハハハ。
ーー草彅さんご自身がドラマの面白さを感じた部分は?
お話を頂いた時に手話を扱った作品、と聞いて、もっとヒューマンで感動的なお話だと思ったんですが、台本を読んだらミステリーだったんですよね。
ストレートな感動劇ではなく、犯人捜しがあったり、そこにろう者やコーダというポイントが散りばめられていたりして、普通の謎解きとはまた違った面白さがあると思いました。