空飛ぶ左後輪タイヤ!帰省時のタイヤの付け替えに注意!
またイギリスは日本と同じ左側通行ですが、馬車文化だったこともあり、歩行者優先の日本と違って車両を優先して整備・設計されているので左後輪への負荷が少なくなっていることが考えられます。
規格変更後に、あらたな規格の大型車が増えていくのと比例して、タイヤの脱落事故、しかも左後輪タイヤが脱落するケースが増えていることもあり、規格変更が影響していると考える人は少なくありません」
ハンドルを握らない歩行者はどんな注意が必要なのだろうか?
「ゴムのタイヤがアスファルトの路面を転がっても音はまったくありません。つまり道路の左側を歩いていれば、後ろからタイヤが迫ってきてもまったく気づかないまま衝突する可能性が高くなります。
少しでもリスクを下げるには右側通行を徹底することです。道路の右側を歩いていれば、対向してくる車の様子が見やすく、たとえ前方からタイヤが向かってきてもギリギリ回避できる可能性も高くなります」
一歩間違えば大事故につながるタイヤの脱輪事故。トラックドライバーや運送会社は、交換作業やその後のメンテナンスを徹底することが重要なようだ。