くらし情報『元TBSアナ伊東楓、3年ぶりに日本で個展開催「世界で戦う覚悟ができた私を見せる」』

2024年1月12日 06:00

元TBSアナ伊東楓、3年ぶりに日本で個展開催「世界で戦う覚悟ができた私を見せる」

私は、反骨精神が半端ないとき、虎を描くことが多くて。きっと、『強くなれ、私!』って自分に言い聞かせているんです。あと、最近は鷲をモチーフにすることも多いので、たぶん、今の私は、飛びたくて仕方ないんでしょうね(笑)。描いている動物は、自分だと思って描いているので、絵に自分の内面が現れるんだと思います」

孤独から解放されることは精神的には好ましいことだが、絵描きとしては、よいことだとは言い切れないとも。

「ネガティブな精神状態のときに描くと、いい絵になることが多いです。ドイツで辛かったときの絵は、誰が見てもいいって言っていただけるし、私自身もすごく気に入っています。絵を描き始める瞬間って衝動的というか、思い立つと描きたくて仕方なくて、寝る間も惜しんで描きます。1枚の絵を描き上げるのに数ヶ月から1年かかることもあります」

心血を注いで描かれた絵は、複製は作らず、原画を一点売りと決めている。
それにはこんな思いが。

「1枚1枚、私が生きた瞬間を描いているから、本当は絵を売りたくないんですよ(笑)。ドイツでトラブルに苦しんでいるときに描いた絵、誰かに恋焦がれていたときに描いた絵、その一つ一つが大切な思い出だからこそ、複製は作らないし、原画も売りたくはない。

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