乳児院の職員が未就学女児に性的暴行で逮捕…管轄のこども安全課が語った“事前チェック”の難しさ
あとは親御さんが経済的に面倒見るのが難しいであるとか。あとは何らかの理由で親御さんがいない場合。例えば、お亡くなりになってしまってるであるとか、例えば罪を犯して刑務所で服役中であるとか。
そういったところで、面倒を見られる適切な養育者がいないようなお子さんを保護して、面倒を見ているような施設になりますね」(以下、カッコ内は安全課の担当者)
入所する期間も、子どもが抱える事情による。「一時保護なのか措置入所なのか、児童相談所がどう判断するかというかによる」というが、場合によっては長いスパンで生活することもあるという。
そんな拠り所のない子どもの面倒を見る務めを果たすのが、乳児院の職員。「基本的には身の回りの様々な面倒、要は衣食住全てを施設の方で面倒見る」といい、「本来は家庭で担うべき機能を担う施設の方で少し代わって行う」存在だという。
そんな子どもたちから頼りにされているはずの職員が、今回事件を起こしてしまった。
このことについては、どう受け止めているのだろうか。
「乳児院はご家庭の代わりで暮らせる施設であるべきだと思いますので、そういうところでこういったことが起こるというのは、残念、遺憾なこととして受け止めております」