山田邦子「倒れるなら現場で」レギュラー14本のなかマネージャーから言われた驚愕発言
でも今田君が振る、私がイジる、さや香が怒る、会場が笑うって、よくきれいにまとまりましたね。
長年、MCをやってきて、出演者をフォローしきれず“悪かったね”って反省することも数々あったけど、みんなが楽しい思いでいられるように心がけてきました。
だからこそ、ファーストラウンドですごい面白いネタを披露したのに、最終決戦で一票も入らずお葬式のような立ち位置だったさや香が目に入ったんでしょうね」
あの“3秒”に込められた“邦ちゃん砲”の芸人愛は、44年に及ぶ芸能生活でゆっくり熟成されたものなのだというーー。
■小学校4年生の移動教室、夜の出し物でみんなを爆笑の渦に巻き込むダジャレを
邦ちゃんこと、山田邦子は’60年6月13日に東京の下町・荒川区に生まれた。
建設会社のサラリーマンだった父には、下町特有の見栄っ張りなところがあって、カラーテレビを近所でいち早く導入した。
「豪華ゲストが出演し、トークやコントまで楽しめる『ルーシー・ショー』という番組に影響を受けていましたね。マットレスを丸めてソファに見立て、母に頼んでカーテンで作ってもらったワンピースを着て、マネしていました」
邦ちゃんが、本格的に“笑い”に目覚めたのは小学4年のとき。