くらし情報『山田邦子「倒れるなら現場で」レギュラー14本のなかマネージャーから言われた驚愕発言』

山田邦子「倒れるなら現場で」レギュラー14本のなかマネージャーから言われた驚愕発言

「日光を訪れた移動教室で、夜、出し物でショートコントを披露。妖怪に呼び止められて『なにか用かい』とやり取りするシーンに、みんなが大笑いしてくれたのが快感だったんです」

自信を深めた邦ちゃん。中・高を過ごした私立女子校では、クラスメートとコンビを組んで、天地真理や郷ひろみ、都はるみのモノマネ漫才でみんなを笑わせた。

「クラスの人気者で、校内では私を隠し撮りしたブロマイドが出回りました。まるでスター気取りでしたね」

短大進学後は、近くの早稲田大学にある寄席演芸研究会に入会。

「出たがりが多くて、テレビ局のスタッフが『ネタを3分できる人』と探しに来るんですね」
数々の素人参加番組でバスガイドネタなどを披露。短大卒業を控えた二十歳のときには、テレビ局のプロデューサーの目にとまった。

「それがネタ番組じゃなくて、ドラマでびっくり。
『野々村病院物語』という、宇津井健さんや夏目雅子さんが出演する作品でした」

ところが、ドラマ撮影開始は短大卒業後の3月。すでに父親の縁故で建設会社への就職が決まっていたので、邦ちゃんは困った。

「ドラマに出たいって言うと、父は激怒して口も利いてくれなくなったんです」

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