上戸彩「3人目が生まれてカオス状態。でも女優をやめなくてよかった」
政府に疑いを持つニュースキャスター・市谷裕美役で、信念を持ってメディアの闇と闘う姿が印象的だ。
「上司の意見や周囲の目があると、自分らしく生きられないこともありますが、市谷が持っている、自身に与えられた仕事を全うする強さを意識しながら演じました」
内閣総理大臣(笹野高史)との緊迫したシーンでは、こんなエピソードも。
「ある番組で、私が『NGは出しちゃダメ』と言っていたのを笹野さんがご覧になったようで。セリフをかむたびに『すみません!』と笹野さんが私に謝るものだから、恐縮してしまって。しまいには私もかんでしまいました(笑)」
40代になっても、女優として成長していくことが今の目標。
「以前は、子供に胸を張れる母親でいたいとか、子供が喜んでくれる仕事をしたいと考えていましたが、今は私生活とメリハリがある仕事に挑戦したいと思っています。世の中に何か訴えるような社会派の作品にも携わりたいですし、見る人の心を動かすような演技ができるよう頑張りたいですね」
そして、今年の抱負は「自分の時間を作る」こと。
「友達とランチに行きたいですね。
昼からお酒を飲むとか憧れます! 中学時代からの地元の友達と過ごしているときは自分に戻れるので、一緒にわちゃわちゃしているときが何よりも楽しいです」
(スタイリング:宮崎真純〔likkle more〕・ヘアメーク:中谷圭子〔AVGVST〕)
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