70代で地方移住&終活…山本陽子が本誌に明かしていた“一人で前だけを向いて生きていく幸せ”
熱海市では海に近い自然に囲まれた環境で、少しずつ所持品の処分や整理をしながら“主婦業”を楽しんでいたという。
《歩いてスーパーへ行き、重い袋をぶら下げて帰ってきて、吟味した食材を調理していただいています。70代にして自分が主婦業に向いているのだということに気づいたのです。(中略)いまは掃除に洗濯、料理といった家事に、読書をしたりお茶をたてたり、お客さまをおもてなししたりといった時間を、しみじみと楽しめるようになりました》
山本さんは若い頃、何度か熱愛が報じられたが、生涯独身を通した。
《連れ合いがいたりすると、生活のペースを相手に合わせなければならないし、自分だけでは決められないこともあるでしょう。夫婦で仲よく年老いていく幸せもあれば、何事も自分で自由に決めることができるという幸せもあります。私の人生の流れには、結婚はありませんでしたが、いまはこれでよかったのだと思っています。誰しもがそれぞれ、自分が過ごしやすい生き方を探し、それを貫くことがいちばんなんじゃないでしょうか》
山本さんは移住後も女優業へ意欲的に取り組んでおり、4月には舞台への出演も予定されていた。
地方移住と断捨離を実行した彼女が考えていた終活とはーー。