くらし情報『70代で地方移住&終活…山本陽子が本誌に明かしていた“一人で前だけを向いて生きていく幸せ”』

2024年2月22日 15:50

70代で地方移住&終活…山本陽子が本誌に明かしていた“一人で前だけを向いて生きていく幸せ”

70代で地方移住&終活…山本陽子が本誌に明かしていた“一人で前だけを向いて生きていく幸せ”


2月21日、女優の山本陽子さん(享年81)が病気のため、静岡・熱海市内の病院で20日に亡くなっていたことが分かった。

山本さんは3年間の証券会社勤務を経て、63年に日活第7期ニューフェイスに合格し、芸能界入り。翌年、映画『抜き射ちの竜拳銃の歌』でデビューすると、『黒革の手帖』『白い影』などのドラマに多数出演し、人気を博した。『阿修羅のごとく』など舞台でも活躍し、94年には『おはん』で菊田一夫演劇賞を受賞している。

山本さんは70歳のときに東京の家を引き払い、熱海市に移住した。移住を決断した際の心境を本誌にこう明かしている。

《そろそろ落ち着いた生活をしたいと思ったのは70歳を迎えたときのことでした。ときどき滞在していた別荘の環境がとても気に入っていたので、もうここを終の棲家にしようと決心し、東京の家は引き払うことにしたのです。
(中略)50年間で4~5回も転居しましたが、デビューしてからもずっと東京で生活していましたから、それなりに持ち物は多く、引っ越しは大仕事でした。せっかくの終の棲家ですから、思い切って物を減らして、理想の暮らしに近づけたいと取り組んだのです。いわゆる断捨離ですね》(本誌 17年10月17日、24日合併号、以下同)

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