羽生結弦 離婚苦境で浮上する「現役復帰」の現実味…ツアーでは“匂わせ発言”も
この苦境から逆転するには、現役に戻り、真摯な姿を見せるしかない……。そんな選択肢も考えているかもしれません」(前出・スポーツ紙記者)
■フィギュアの実力は現役時代より進化
次の冬季五輪は’26年、ミラノで開催される。羽生の今の実力は、強豪選手たちに匹敵するのか。
スポーツジャーナリストは次のように分析する。
「あのショーには『破滅への使者』という、4回転サルコウや5連続ジャンプを入れた、試合に近い演目があります。最終日にはなんとそれをノーミスで滑っていました。これが本当に素晴らしくて。現役トップでも参考にするような、切れ味のある跳躍でした。
試合に出ればもちろん戦えるレベルです。衰えるどころか、現役時代より進化していますよ」
羽生自身、実力には自信があるようだ。ある日の公演で、突如、
「僕はアスリートとしては勝ちたいって思う」
と宣言したのだ。
「客席から失笑が起きたので、“誰に勝つんだよっていう笑いですよね、今のは(笑)”と慌てておどけてみせましたが、半分本気の“におわせ”だったのでは……。
ファンの反応が予想外だったことで、むしろ火が付いたでしょう」(前出・スポーツ紙記者)