自民党「脱法」“荒稼ぎ”議員ランキング 3位・甘利明、2位・茂木敏充を超えた1位は?
茂木氏は2022年にも計9億7150万円もの政策活動費を受け取ったことが報じられ、ランキング2位に。
3位の甘利明元幹事長(74)も、過去に合計約4億6060万円の政策活動費を受け取っている。
“裏金議員”の松野博一元官房長官(61)にいたっては、昨年12月に辞任するまでの2週間で、約4660万円の官房機密費を受け取ってランキング5位に。
そして堂々ランキング1位を飾った二階俊博元幹事長。幹事長を務めていた2016〜2021年の5年間で、約48億円の政策活動費を受け取っていたことが、今国会で明らかになった。
政策活動費や官房機密費は、〈使途を明らかにすることによって政治の自由が奪われる〉として、使途公開の義務がない。「政策活動費や官房機密費は、〈使途を明らかにすることによって政治の自由が奪われる〉として、使途公開の義務がありません。ですから“表の裏金”と言われています」
と、話すのは、これまで大物政治家の取材経験も豊富なジャーナリストの佐藤章さん。
これほどの大金、いったい何に使われているのか。
「党勢拡大や政策立案、調査研究のために使ったとされていますが、主なところは選挙対策や選挙費用に使われているようです。