ダウン症俳優・吉田葵(17)がNY国連本部でスピーチ!「英語は初めてだったけど、原稿を見ないで言えました」
みんなが元気でいられたら最高です」
と、必要な医療が世界中で平等に受けられることの重要性を訴えた。
翌日には国連本部で行われた世界ダウン症連合の会合に出席。この日は、「思いこみを想いなおそう」というテーマで、各国からの集まったダウン症の人たちによる意見交換が行われた。
障害のある役を、その当事者が演じることが少なかったドラマの現場。吉田は連続ドラマという長期間にわたる撮影でも、健康管理に気をつけて1日も休むことなくこなし、演技でも高い評価を受けた。
会合に出席した感想を吉田さんはこう語る。
「アメリカ、ブラジル、フランス、タイ、中国、ポーランド、フィリピンなど世界各国からダウン症のある人たちが参加しましたが、ダウン症のある人同士、波長が合うからか言葉があまり通じなくても、すぐに仲良くなっていました!みんなともっと話せるように英語を勉強したいです。このご縁を大切にして、世界中のダウン症の人たちとパーティーしたいという僕の夢が叶えられるとうれしいです」
思い込みがなくなればダウン症の人が、さまざまな分野で活躍できるーー吉田の夢はさらに大きくなったに違いない。
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