宝塚・宙組 再開発表もパワハラ加害者4人は謝罪文“未提出”…遺族代理人が明かした「その後」
しかし、劇団側は“いじめはなかった”と一貫して全否定しただけでなく、11月の会見では、新理事長の村上氏が『(パワハラの)証拠となるものをお見せいただけるよう提案したい』とさえ発言しています。
しかし、その後劇団内での調査や聞き取りを重ね、3月28日に会見を行いパワハラの事実があったことを認めました。補償などの合意書をAさんの遺族と締結したことも明らかにしています」(社会部記者)
28日には遺族側の代理人弁護士も会見を行い、パワハラには少なくとも少なくとも宙組の幹部上級生4人、宙組上級生は3人、劇団プロデューサー2名、演出担当者1名の合計10名がパワハラに関与していると発表している。
合意書は締結したものの、遺族への謝罪について違和感を唱える声はあとをたたない。
「劇団を運営する阪急阪神ホールディングスの会長らは遺族に直接対面して謝罪をしましたが、当事者であるパワハラ加害者からの謝罪は手紙形式で行われたそうです。しかも10名全員出したわけではなく28日の会見時点では4名が未提出だったといいます。こうした状況下で活動を再開することに嫌悪感を感じるファンも少なくありません」(前出・社会部記者)