中学1年から一人で暮らした…すがちゃん最高No.1「悩んでいるきみへ。ずっときついってことはないんだよ」
「お父さん、いる?」って。それで「いないです」ってずっと言ってたら、ある日の夕飯時ぐらいにドンドンドンドン!って玄関の扉を叩かれて。「お父さん、いる?」「いません」「他に家族は?」「いません」「じゃあ中に入って見ていい?」って言われて。本当にいないから「どうぞ」って中に入れたんですよ。
――それは怖いですね
すが:その時は、めっちゃお金がなくて。ごはんも買えなくて、雑草をとにかく食べる時期で。
――どんな時期ですか(笑)。雑草をとにかく食べる時期って草食動物でしかないでしょ。
すが:近くに広い公園があって、そこにニラみたいな草が生えてて。「これニラなんじゃないか?」と思って。そしたら公園にいたおじさんが「それ食える草だぞ」って教えてくれて。その草を家に持って帰って炒めたり、お湯に入れてみたりしたんですけど不味くて。たぶん食えない雑草だったんですよ。
――おじさんにだまされましたね。すが:でもこれしかないから、食卓に並べてて。雑草なんで泥と草の苦い臭いでリビングが臭いんですよ。
それを借金取りが見て「なんだこれ?」「ぼくが今日食べるごはんです」って。そしたら借金取りが僕のことを不憫に思って、卵を買ってきて雑草を卵でとじてくれました(笑)。