くらし情報『高級店より回転寿司が安全?専門家語るアニサキス自己防衛術』

2017年5月18日 16:00

高級店より回転寿司が安全?専門家語るアニサキス自己防衛術

刺し身を切るときは、1センチ以下の薄さにしましょう。厚さ2センチ以上のときは、刺し身に切れ目を入れて幼虫がいないか目視を」(森田氏)

6. 最大の予防策は“目視”

アニキサスを魚の中から見つけることが大切。「細く切るイカソーメンは“庶民の知恵”。アニサキスがいても取り除けば食べても安全。どうぞ召し上がってください」と倉持氏。

7. 痛みが出るのは「数時間後」で「下痢はしない」

アニサキスにやられたとしても、痛みが出るまで半日かかることはないそう。森田氏は「おへその上あたり、上腹部が痛みます。それより上の胸骨が痛いなら心筋梗塞。
右下腹部痛なら盲腸炎。上腹部に痛みが出たら生ものを食べたか思い出して、心当たりがあれば病院へ」と語る。アニサキスは主に胃で発症するため下痢の症状は出ない。ちなみに森田先生の場合はアニサキスを取り除くとすぐ痛みもおさまり、1時間後には仕事に戻れたそう。放置すると1~2週間の痛みが続き、アニサキスが腸に達して穴を空けると命を落とすことも。

8. 高級店に“リスク”あり?

産地直送の“生”にこだわるのが高級寿司店。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.