くらし情報『北陸の絶景旅が楽しめる観光列車「雪月花」に乗ってみた』

北陸の絶景旅が楽しめる観光列車「雪月花」に乗ってみた

女性にとっては、重要なポイントだ。

窓に面した席に着くと、すでにランチのお重が配膳されており、アテンダントからウエルカムドリンクとしてスパークリングワインが供される。新潟市のワイナリーが特別に提供しているもので、まだ一般には販売されていないそう。昼間から飲む貴重なお酒、とってもおいしいです!

13時55分、定刻どおりに列車は出発。糸魚川の街中を抜け、数分で窓の外に日本海が現れ、旅気分が一気に高まる。しばらく海の景色を楽しんだら、ランチのお重を開けて、お楽しみの食事の時間。

月コースの食事を監修・調理しているのは、糸魚川市で江戸時代から続く日本料理店「鶴来家」。残念なことに、昨年12月に発生した糸魚川市の大規模火災で店舗は全焼してしまったが、別の場所に調理場を作り、現在も雪月花に料理を提供し続けているという。


3段のお重にぎゅっと詰まったメニューは、「ベニズワイガニのちらし寿し」に、新潟の郷土料理「こくしょ」「うどぶきとわらびの旨煮」「黒バイ貝の吹き寄せ」など、新潟の食材を使った料理がズラリ。記者がとくに気に入ったのは、「鯛の山椒焼」。

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