くらし情報『アリ博士と大井ふ頭を緊急調査!ヒアリはどこに潜んでいる!?』

アリ博士と大井ふ頭を緊急調査!ヒアリはどこに潜んでいる!?

 

【13時05分】大井ふ頭から500メートル離れた大田区東海4丁目付近へと移動

’10年、特定外来生物・アルゼンチンアリが発見された場所にも足を運んだ。寺山隊長の、「ヒアリも同じような場所を好んで巣を作る」という専門家らしい鋭い読みからだ。さっそく、当時発見された道路の側溝脇の植え込みなど、時間をかけて捜索。素人目にはどう見ても普通の道路なのだが……。もしこんな場所にヒアリが潜んでいたら、犬の散歩途中に愛犬が刺されることだってありえそう。

「ヒアリは夏から秋にかけて、新しい女王が作られ各地に飛んでいきます。女王アリは上空100〜200メートルぐらいまで舞い上がり、そこから風の流れに乗って10〜20キロぐらい飛ぶのです。そして行き着いた土地に定着し、巣を作り、また新たな女王が作られる。
これを繰り返しながら生息範囲を広げて繁殖していくのです」

女王アリは1日で1,000〜1,500個の卵を産むそうだ。国内で定着する前に発見し、駆除しないと、爆発的に増える危険性がある。

【13時50分】城南島海浜公園近くの歩道も調査

ここも7年前にアルゼンチンアリが発見され、駆除された場所である。

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