沢村一樹『ひよっこ』クライマックスは「怒涛のようです」
いよいよ最終回が近づいてきたNHKの連続テレビ小説『ひよっこ』。個性的なキャラクターたちがむかえるラストがとっても気になるところ。そのうちの1人。記憶を失った状態で家族の前に戻ってきたヒロインの父・谷田部実を演じる沢村一樹(50)は、放送期間中にまわりからいつもこんなことを言われていたそう。
「どこに行っても『どこに行ったの?』『帰ってあげてください』と言われました。それで見つかった後は、案の定、『記憶は戻るんですか?』って(笑)」(沢村・以下同)
故郷の茨城へ戻り、手探りながらも徐々に谷田部家の環境になじんでいく実。温厚で優しく真面目。その役柄と自身との共通点を聞いてみると、意外な返事が。
「実さんは僕よりずっとしっかりしている人ですね。ただ、ちょっと頼りない部分は自分と重なるところがあるかな。僕はマネージャーがいてくれなかったらなんにもできないから(笑)」
沢村にとって、今回が初の朝ドラ出演。キャスト発表時は「さわやかに演じて(エロ男爵という)世間のイメージを払拭したい」とも話していたが……。