小池都知事に緊急インタビュー!衆院選出馬は「ない」と断言
するといま、都知事が描く将来には、「女性初の総理大臣就任」はないのだろうか――。
「私は、別に総理大臣を目指して国政政党を作ったわけではないんです。日本の総理大臣ほど酷使される存在はありません。一年中国会に張りつき、朝から晩まで答弁に追われる。私はエネルギーをそこで使うよりは、都知事として、待機児童対策や景気対策など、日本のモデルケースを築いていきたい」
そう一気に語った都知事。「ただ……」と言って、こうつけ加えた。
「日本初の女性総理が誕生しても、少しもおかしくありません。都政が大きく変わったように、女性のリーダーが国を大きく変えることもあるでしょう。
その環境づくりのために、国政を“リセット”したいと思っているんです」
「いや~、なかなか終わりませんよ、この闘いは」と、インタビューを終えた都知事は笑顔でこう言い、応接室を後にした。92年の初当選から25年――。65歳を迎えたいま「女の闘い」の真っただ中にいる。