蛭子能収が人から笑われることを大事にしている深い意味とは
オレにも、そんなお調子者の気質があるようで、人に笑ってもらえると、オレは嬉しいんです。たとえ、変なことをして冷笑されたとしても“笑ってもらえた”と思えば、なんだかいい気分になれるんですよ」
人に笑われたり、後ろ指を指されたりする覚悟があれば、人生が楽になるという、蛭子さんの“ゆる~い哲学”を紹介したのが『笑われる勇気』だ。蛭子さんの本音には、殺伐とした現代社会を生き抜くヒントが満載。豊かな人生を過ごすため、さらにはビジネス書としても、参考にしたい蛭子語録が溢れているーー。
「なにか失敗したら炎上してしまう今は、笑われるのがすごく難しいと思うんです。そこで“人からどう思われるか”と考えていたら、生きにくいと思うんですよね。オレははっきり言って“自分がどう生きるか”ということだけしか考えていません。周りにどう思われても“ま、いいか”ですよ。
失敗しても“ま、いいか”。それをいつか漫画の題材や人に笑ってもらえるネタにすばいいんです。