クロマニヨンズ真島昌利を号泣させた『伊集院光とらじおと』
いろんな場所でいろんな人の記憶に残っている情報が、ラジオを通じて繋がっていき、曖昧だった記憶が再構築されていくんです。最終的に関係者に辿り着けることもあれば、途中で情報の糸が途切れてしまうこともあります。お店の主人が廃業されていたり、料理の再現をお願いしても「当時の美味しかった記憶に応えられない」と断られることもあって、“ほろ苦さ”も少し感じられるコーナーです。
最近で印象的だったのはザ・クロマニヨンズの真島昌利さんがゲストに来た回。真島さんは「花小金井にあったおにぎり屋」を探していました。三十数年前、1人暮らしをしていた真島さんは毎日このおにぎりを食べていたそうなんです。
「真島さんと同じおにぎりを食べてたかと思うとジタバタする」というファン、真島さんの中学時代の同級生などから情報が集まって、おにぎりの種類や包装の仕方、お店があった時期、店舗の表記がカタカナ、海苔はなしで三角形の型で作られていたことなど明らかになっていきます。そして、当時のお店の情景や状況が明確になり、真島さんの記憶も甦っていきます。
ここで、事前に行われた近隣への聞き込み調査の末に、店主と接触できたことが明らかに。