台湾の健康タウン? 温泉&ベジの街「礁溪(ジャオシー)」
水着を持ってくるのを忘れてもいいように、街中のあらゆるところで水着が売られている。
デザインにこだわらなければ390元(約1,600円)から。
わたしはちょっとカワイイ高級品690元を購入し、いざ温泉街へと旅立った。
駅を出て徒歩10分圏内には、所狭しと温泉宿が軒を連ねる。
数ある旅館の中、わたしは「鳳凰徳陽川泉旅(ザ・リバーサイドホテル)」を選んでみた。
二人で5,500元(約22,000円/朝食込み)。
部屋内に設置された豪華な浴槽で浸かるのもいいが、やっぱり温泉に来たら大浴場。
屋上と1階、2箇所に温泉が設置されており自由に入ることができる。
水着と帽子の着用が必須だが、言い換えればカップルや家族が引き離されることのない温泉は、実は裸で入る温泉よりも使い勝手がいい。
日本のようにお湯にバリエーションはなく、様々な温度のお風呂が並ぶだけ。
ただ男女問わず語り合いながらゆったりできる時間は、日本人がイメージする「温泉」とはまた少し違った空間かもしれない。
宿だけで終えるのももったいないほど、街中が温泉だらけの礁溪。
あちこちに足湯が用意され、人々は気軽にお湯を楽しむ。