よりよい100歳を迎えるには…プロが提案する自分見つめる方法
「注目してほしいのは、このチャートが“上がる”局面です。たとえば『引っ越し』で友達と離れて悲しかったが、逆に転校先で一生の親友ができた、という場面があったとします。そこからは、『適応力』というあなたの隠れた『チカラ』があることが読み取れるのです。こうした“上がり”のプロセスに書き込まれた要素を認識することは、これからの人生にもきっとよい影響をもたらしてくれるはずです」
そして、完成したチャートを眺めると、これまでの人生のほとんどが「家族のため」など、自分以外の誰かのために使っていた時間だったと気づくだろう。
「育児からも解放され、夫も定年を迎えた(あるいは迎える)これからは、ようやく自分の好きなように生きられるのです。しっかり楽しむためには、これまで担ってきた『母』『妻』『嫁』といった役割を、積極的に手放して行くことも必要です」
良妻賢母の女性にとっては寂しく感じられるかもしれないが、それが結果的に、夫や子どものためになることも。
「ある日自分が倒れたときに、夫が身の回りのこともできないようでは困ってしまいますよね。