他国と比べ手間かけすぎ!「食事の支度もラクすべし」と専門家
と佐光さん。
「フランスでは朝ご飯はカフェオレとクロワッサン。スウェーデンではヨーグルトにジャム、チーズとハムを並べるくらい。朝から熱を通すものは食べません。火を使うのはコーヒーくらい。イギリスは卵料理を食べますが、メニューを毎日変えないケースも。それに比べて、日本で理想とされる朝食は、温かいご飯に味噌汁、主菜に漬け物とまるで旅館なみ。前日に炊いたご飯の残りに漬け物などをのせたお茶漬けや、卵かけご飯で十分!」(佐光さん・以下同)
ランチや夕食も同様だ。
「アメリカやカナダは、ランチもピーナツバターやジャムを塗ったサンドイッチに、生野菜のスティックなどが多いですね。見た目にこだわる日本とはかなり違います。東南アジアでは、夕食は外食や総菜を買って帰ることも珍しくないそうですよ」
日本はコンビニやスーパーは総菜が充実しているのだから、大いに活用したい。
「作るのなら1品で栄養がたっぷりとれる具だくさんお味噌汁。忙しくてもすぐ作れますよ」
また、日本人は家族一人ひとりの好みに合わせて味付けを変える家庭も多いが、これにも疑問を投げかける。