くらし情報『スマホが墓に!開発者語る「スマ墓」に込めた亡き伯父への思い』

2018年1月25日 16:00

スマホが墓に!開発者語る「スマ墓」に込めた亡き伯父への思い

現在までに2,000人ほどの利用者がいらっしゃいます」

将来、自分が死んだ後の家族のために、元気なうちに自ら、メッセージを撮影しに来る高齢の女性や、亡くなった親の生前の動画をアプリに登録する人など、多様なリクエストがあるという。

「スマホの操作が苦手な方には、代行もしています」

そう言って、香取さんが誰もいない街頭にスマホを掲げると、画面内の風景に笑顔で話しかけてくるモデル女性の姿が重なってあらわれた。

「料金体系は、提携寺院・霊園でのお骨の預かり込みで、1年契約で6,000円、15年間一括の場合、生前契約なら8万4,000円、遺族申し込みなら9万円とリーズナブルになっています」(香取さん)

現在、東京都で新しく墓を購入する場合、土地代と墓石代込みで、平均で約150万~300万円ほどかかるといわれている。お墓を作らずに、樹木葬や海洋散骨などを選択する人が増えている。

「立ち上げ当初は、『金もうけ』とか、やはり『不謹慎』などと言われました。しかし、墓石という目印がなくても、映像に映し出される故人に向かって語りかけることができます。

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