日常に癒しもたらす“家族の距離”家では何メートルがベスト?
が高まるという研究報告がある。住環境は日々の小さな不満がたまりやすい場所なので、リラックス効果を高めるために積極的に癒しの要素を取り入れたい。
そこで、日常的な“癒し”を取り入れるためのポイントを紹介。
■犬といっしょの暮らしが“絆形成ホルモン”を分泌
子どもが巣立った後の生活では、犬を飼うのもおすすめ。散歩によって一定の運動量が確保でき、生活リズムも整うので健康効果は大。さらに、犬と見つめあうことで「オキシトシン」と呼ばれる“絆形成ホルモン”の濃度が上がることも証明されている。これにより相手への親和感情が高まり、ストレス緩和効果にもつながるのだ。
■快適なリビングはソファを3メートル以上離して
室内における家族の距離は、つかず離れず3メートルがほどよいとされている。
これは、別々の作業をしつつ話ができる距離。リビングは中心を3メートル空けて、相手の姿全体が見渡せるように円周上にソファを配置すると効果的。テレビを見たり読書をしたり、パーソナルスペースを確保しつつ会話もできるのでリラックス効果が高い。