2023年2月25日 16:00
【会見レポート】OSK日本歌劇団、101年目の新たな一歩『レビュー 春のおどり』26日まで上演
「第1部では色男ランス役を演じますが、第2部では『とうとう来たぜ!東京シティ!』という歌詞を歌いますので(笑)、そんなところも皆様にご注目いただければと思います」と華月。「幼い頃から習っていたクラシックバレエを活かせる」と語る舞美は、娘役だけで構成される『ワルツ』というシーンを見どころとしてピックアップ。そして「タンゴのシーンを見どころにしたいなと思って、東京へやって参りました」と語るのは翼。「上島先生から、『本場のタンゴはこうやってやってるんだよ』と振付けていただきました。本場のタンゴを観た方から直々に教えていただける機会というのは貴重なので、それをできるだけ表現できたら」と意気込んだ。
華月奏
また、今秋放送予定の、劇団の前身である松竹歌劇団の劇団員であった笠置シヅ子をモデルとしたNHK連続テレビ小説『ブギウギ』への出演が決まった翼は、記者からそちらをふまえた意気込みを聞かれ、「笠置さんが育った関西の劇団として、私たちも東京に来れたということが時を経て重なって、なんとも言葉では表現できない気持ちです。その笠置シヅ子さんの人生が題材とされたドラマに出演できるのも、言葉にできないです」