2021年4月10日 13:10
石井杏奈、主演作『砕け散るところを見せてあげる』は「人生のヒーローになる映画」
としみじみ語った。石井はこれまでにない難役に挑み、「すごく好きな役だからこそ、演じる自分自身に負けたくなかった。とにかく自分が玻璃を一番愛して、愛を与えようと頑張った」と振り返り、「これからの人生のヒーローになる映画」だと強い思い入れを示した。
舞台挨拶には共演する矢田亜希子、堤真一、メガホンをとったSABU監督が同席。矢田は息子を演じた中川と久しぶりに再会し「面影はあるんですけど、こんな立派な男性になられて。何かあったの?(笑)母としてはびっくりです」と成長した“息子”に惚れ惚れ。一方、玻璃の父親を演じた堤は「彼女(石井)がとにかく集中していたので、邪魔しないように。現場ではほとんどしゃべっていない」といい、「現場での雰囲気は暗かったけど、今日はオレンジのドレスで華やか」とこちらも“娘”の変化に驚きの表情だった。
中川と石井の共演は3度目となり、SABU監督は「本読みの段階から二人に任せようと。こちらはやりやすい雰囲気作りをするだけだった」と話していた。取材・文・写真=内田涼
『砕け散るところを見せてあげる』
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