生田斗真×黒柳徹子『ハロルドとモード』上演スタート 生田「劇場に足を運んで下さる皆様に全力でお応えしたい」
●上演台本&演出:G2
――稽古の手応えは?
黒柳さんはとてもキュート。周囲への気遣いもとても自然で、場がとても和らぎます。斗真くんはとてもナチュラル。芝居へかける静かな情熱を持つジェントルマン。他の皆さんも楽しく、かつ、しっかりと物語空間を創り上げようとする姿勢が素晴らしく、稽古場は私にとって癒やしの場。本番が始まれば、次は客席が癒やし空間に早替わりすることでしょう。
――作品の魅力
1971年に書かれた原作ですが、今の時代にも古くさくなく新鮮に響くセリフが多く、コロナで疲れた心に、なにか新しい明日へのエネルギーを注ぎ込んでくれるに違いありません。
――観客へメッセージ
朗読劇ゆえに俳優は動きませんが、どうか、皆さんの想像力をフル稼働してイメージしてみてください。
そこには、人生が豊かになる秘訣がいっぱいある、はず。
●モード役:黒柳徹子
――舞台初共演の生田斗真さんの印象
生田さんは、とても大人っぽく男性的なので、私はひきずられっぱなしです。何歳なのかは伺ってないのでわかりませんが、堂々としていて、魅力的です。こういうかたと芝居できてラッキーです。
――作品の魅力
よほど人間というものを、よくわかってないとこういう脚本は書けないと思います。