くらし情報『『印象派 モネからアメリカへ』展示の模様をレポート モネの《睡蓮》世界初購入の経緯をたどる展示も』

2024年2月9日 18:00

『印象派 モネからアメリカへ』展示の模様をレポート モネの《睡蓮》世界初購入の経緯をたどる展示も

この作品とともに、この購入にまつわる書簡も合わせて展示されており、購入までの値段交渉などのリアルな駆け引きをたどることができる。

『印象派 モネからアメリカへ』展示の模様をレポート モネの《睡蓮》世界初購入の経緯をたどる展示も

クロード・モネ《睡蓮》1908年ウスター美術館蔵
『印象派 モネからアメリカへ』展示の模様をレポート モネの《睡蓮》世界初購入の経緯をたどる展示も

《睡蓮》の収蔵の経緯に関連する手紙や電報などが展示されている
第3章「国際的な広がり」では、フランスで生まれた印象派が、国境を超えて画家たちに与えた影響を追っていく。スウェーデンの国民的画家、ソーンは19世紀後半のパリで学び、印象派など当時の最先端の技法に慣れ親しんだ。印象派は各地域の文化や価値観と溶け込み、さまざまな形で展開されていったのだ。黒田清輝もパリで印象派に触れ、その技術を日本に持ち帰り、多くの画家たちに影響を与えている。

『印象派 モネからアメリカへ』展示の模様をレポート モネの《睡蓮》世界初購入の経緯をたどる展示も

アンデシュ・レオナード・ソーン《オパール》 1891年ウスター美術館蔵
『印象派 モネからアメリカへ』展示の模様をレポート モネの《睡蓮》世界初購入の経緯をたどる展示も

左:黒田清輝《落葉》1891年東京国立近代美術館蔵右:黒田清輝《草つむ女》1892年東京富士美術館蔵
第4章「アメリカの印象派」では、印象派の影響を受け、アメリカで活躍した画家たちを紹介する。印象派の技法を使ってはいるものの、アメリカの自然や都市、社会などを描いた彼らの絵は、私たちの目には非常に新鮮に映るはずだ。

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