くらし情報『『印象派 モネからアメリカへ』展示の模様をレポート モネの《睡蓮》世界初購入の経緯をたどる展示も』

2024年2月9日 18:00

『印象派 モネからアメリカへ』展示の模様をレポート モネの《睡蓮》世界初購入の経緯をたどる展示も

『印象派 モネからアメリカへ』展示の模様をレポート モネの《睡蓮》世界初購入の経緯をたどる展示も

左:ジャン=バティスト=カミーユ・コロー《ヴィル = ダヴレーの牧歌的な場所ー池畔の釣り人》 1865-70年右:ジャン=バティスト=カミーユ・コロー《幸福の谷》1873年 いずれもウスター美術館蔵
『印象派 モネからアメリカへ』展示の模様をレポート モネの《睡蓮》世界初購入の経緯をたどる展示も

トマス・コール 《アルノ川の眺望、フィレンツェ近郊》(1837)ウスター美術館蔵
続く第2章の「パリと印象派の画家たち」では、モネやルノワール、ピサロなどの印象派の作品のほか、彼らと交流し、そして強い影響を受けたアメリカの画家、メアリー・カサットやチャイルド・ハッサムの作品を紹介する。

『印象派 モネからアメリカへ』展示の模様をレポート モネの《睡蓮》世界初購入の経緯をたどる展示も

展示風景より
ハッサムはボストンで成功したのちにパリに留学、バルビゾン派や印象派の作品に出会い、その手法を自身に取り込んでいった。《花摘み、フランス式庭園にて》は、パリ在住中に過ごした、友人宅の夏の風景を描いたもの。手前に植物を置き非対称な構図、明るい色調、大胆な筆触など印象派の影響を強く受けていることがうかがえる。この展覧会で見逃せない作品の一つだ。


『印象派 モネからアメリカへ』展示の模様をレポート モネの《睡蓮》世界初購入の経緯をたどる展示も

チャイルド・ハッサム《花摘み、フランス式庭園にて》1888年ウスター美術館蔵
クロード・モネの《睡蓮》は、1909年にパリの画廊で発表された連作のうちの1点で、世界で初めて美術館に購入されたモネの睡蓮として知られている。

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