2022年1月14日 12:00
和田琢磨 &大平峻也 成長したカツオとタラちゃん演じるふたりが語る舞台『サザエさん』
和田俺だっていいじゃない(笑)
大平前回、藤原紀香さんや松平健さんなど、今まで関わらせていただいたことがなかった方々の中に、2.5次元俳優としてふたりが入ったので、一蓮托生だと思って、「一緒に挨拶回りとかしようね」という話をしていたんですよ。本当に兄弟のように過ごさせていただいたので......。裏切ったなと(笑)今度はカツオ兄ちゃんがたっくん(※和田の愛称)。僕が初めて舞台に立たせていただいた作品が、ミュージカル『テニスの王子様』だったんですけど、(和田は)その時の部長だったので、それこそお兄ちゃんみたいな存在。たっくんがカツオ兄ちゃんを演じるということは腑に落ちましたね。
和田......どっちがいいの?(笑)
大平それはこれから次第ですよ(笑)!
ーーカツオとタラちゃんという国民的キャラクターの10年後を描きますが、役をどう捉えていますか?
大平前回、演出の田村(孝裕)さんが「タラちゃんが一番成長の幅が大きい」と仰ったんです。確かに3歳だった子が中学生になるって、成長の幅が大きいじゃないですか。だから前回、脚本をいただくまでは「タラちゃんがぐれちゃってるんじゃないか」