くらし情報『是枝裕和監督と松岡茉優、芸術分野における女性の地位と評価について、意見を交換』

2022年11月1日 19:00

是枝裕和監督と松岡茉優、芸術分野における女性の地位と評価について、意見を交換

と危機感をあらわに。性別を問わず、子育てと両立できる職場作りが必要だとし「働く職場として、『入るの、やめなよ』って言われない環境を整備しなければいけない」と決意を語った。

是枝裕和監督と松岡茉優、芸術分野における女性の地位と評価について、意見を交換

是枝裕和監督
松岡は、現場で出会った女性スタッフの声として「家庭や子どもを持ちたいが、それではバリバリ仕事がしたいという気持ちと両立できず、とても不安で悔しいと言う人もいる」と現状を報告。若い世代の女性が“意見”を持つことに対し「私も生意気だとか、堅いって言われることがある」と、自身が抱く違和感を明かし「ゆっくり変わっていますけど、これからは、若い女性が発言してもビックリされない時代になってほしい」と期待を寄せた。

「Me Too」運動に対しては、「言葉が日本に輸入されたとき、言葉だけを受け取ったから、いろんな誤解が生まれて、なぜか対立に向かってしまった。本来は話し合う目的だったはず」と現状を憂い、「話し合いができる映画業界になってほしい」と話していた。


是枝裕和監督と松岡茉優、芸術分野における女性の地位と評価について、意見を交換

松岡茉優
「ウーマン・イン・モーション」は、依然として男女間の不平等が顕著である芸術や文化の世界において、表舞台と裏側で活躍する女性たちに光を当てることを目的に、ケリングが2015年に発足させたプログラムのこと。

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