くらし情報『ようこそ、恐竜絵画(パレオアート)の世界へ! 特別展『恐竜図鑑 ― 失われた世界の想像/創造』が上野で開幕』

2023年5月31日 11:00

ようこそ、恐竜絵画(パレオアート)の世界へ! 特別展『恐竜図鑑 ― 失われた世界の想像/創造』が上野で開幕

19世紀末から20世紀前半にかけてアメリカで活躍したチャールズ・R・ナイトは、野生動物画家としての生物学的知見に基づき、恐竜を生き生きとした姿で描いて、「キング・コング」(1933年)などの映画にも影響を与えたと言われている。ティラノサウルスとトリケラトプスの対決を描いた《白亜紀―モンタナ》や、恐竜を躍動感あふれる姿でとらえた《ドリプトサウルス(飛び跳ねるラエラプス)》は恐竜画における記念碑的イメージだ。

ようこそ、恐竜絵画(パレオアート)の世界へ! 特別展『恐竜図鑑 ― 失われた世界の想像/創造』が上野で開幕

チャールズ・R・ナイト《白亜紀―モンタナ》
1928年油彩・カンヴァスプリンストン大学
ようこそ、恐竜絵画(パレオアート)の世界へ! 特別展『恐竜図鑑 ― 失われた世界の想像/創造』が上野で開幕

チャールズ・R・ナイト《ドリプトサウルス(飛び跳ねるラエラプス)》
1897年 グアッシュ・厚紙アメリカ自然史博物館、ニューヨーク
Image #100205624, American Museum of Natural History Library
一方、20世紀中盤からチェコで活動したズデニェク・ブリアンは、ヨーロッパ美術のリアリズムの伝統を踏まえて、強い説得力をもつリアルな恐竜画を制作。当時の化石発掘の中心地であったアメリカから遠く離れた東欧圏で、直接化石を研究できる機会が限定された環境にありながらも国際的な評価を獲得した。

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