くらし情報『ようこそ、恐竜絵画(パレオアート)の世界へ! 特別展『恐竜図鑑 ― 失われた世界の想像/創造』が上野で開幕』

2023年5月31日 11:00

ようこそ、恐竜絵画(パレオアート)の世界へ! 特別展『恐竜図鑑 ― 失われた世界の想像/創造』が上野で開幕

日本の図鑑などにも模写され、恐竜のイメージの普及に大きな影響を与えた二人による、恐竜画のオリジナル作品が一堂に会する貴重な機会となっている。
ようこそ、恐竜絵画(パレオアート)の世界へ! 特別展『恐竜図鑑 ― 失われた世界の想像/創造』が上野で開幕

ズデニェク・ブリアン《シルル紀の海の生き物》
1951年 油彩・カンヴァス ドヴール・クラーロヴェー動物園
ようこそ、恐竜絵画(パレオアート)の世界へ! 特別展『恐竜図鑑 ― 失われた世界の想像/創造』が上野で開幕

ズデニェク・ブリアン《タルボサウルス・バタール》
1970年 油彩・カンヴァス
モラヴィア博物館、ブルノ
【第3章日本の恐竜受容史】

19世紀に欧米で成立した恐竜のイメージは、世紀末には日本にも移入。古生物学者、横山又次郎によって「恐竜」という訳語が作られて以来、科学雑誌や啓蒙書、子供向けの漫画や絵物語、ジュール・ヴェルヌの『地底旅行』(1864年)やコナン・ドイルの『失われた世界』(1912年)といった古典SFの翻訳など、恐竜を主題にした出版物が広く刊行された。

ようこそ、恐竜絵画(パレオアート)の世界へ! 特別展『恐竜図鑑 ― 失われた世界の想像/創造』が上野で開幕

所十三 《vol.1 「掟」》『DINO²(ディノ・ディノ)』漫画原稿
2002年インク、アクリル、スクリーントーン・紙作者蔵
本章では、恐竜をテーマにした数々の漫画を手掛けた所十三の代表作『DINO²(ディノ・ディノ)』の貴重な原画も展示される。恐竜はまた、一般的な美術、いわゆるファインアートの領域でもしばしば象徴的なモチーフとして登場しており、美術における恐竜のシンボリズムについて、福沢一郎や立石紘一、篠原愛など、いくつかの作例で紹介されている。

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